私は、週に1度、緩和ケア病棟がある病院に行って
患者さんにアロマハンドトリートメントをしています
この話をすると、あまり知らない方は
良いイメージがないようです
でも、私は、他の慢性期の病院に入院していることと比べると
その人らしく最期までいられる場所だと思っています
・好きな食べ物が食べられる
→それまでは制限があって食べられなかった人も
その人が食べたいものを栄養士と相談して可能な限り食べられます
(松坂牛が食べたいとか言われると簡単ではありませんが)
お寿司やラーメン、かつ丼、お刺身など
・好きなことができる
→お酒もたばこも嗜む程度ならOK
誕生日やイベントの時には、スタッフから飲みますか?と聞くほど
一般的にはあり得ない
・面会も他よりできる
→家族との時間や想いも大事にしてくれます
(ほかの病棟がしていないというわけではない)
今は、他の病棟が窓越し面会だったりする中で
時間制限あるけれど会うことができます
そのほか、自由になったおかげで回復して
退院する方も中にはいらっしゃいます
コロナ禍以前は、ペットも連れてくることが可能で
毎回、家族が小鳥を連れてきていることもありました
毎月、スタッフが季節に合わせたイベントを考え
仮装して各部屋に訪問して楽しませてくれたりもします
その人らしく最期までいられるようにお手伝いをしてくれる場所だと
私は思っています
そんな雰囲気の中で
音楽療法士の方と一緒に
(ハープだったり、ピアノだったり)
アロマハンドトリートメントを
させて頂いています