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色覚の異変に気づいたらできること

2022/09/09
色覚の異変に気づいたらできること

我が子は色覚が正常ではないです

遺伝が多いと言われていますが、私の家族や親せきにはいないんです

実は2,3歳で気づいていました。それは、色を答える時だけ必ず間違うから
良くしゃべる子で、他の動物やモノの名前などは覚えたモノは間違えなかったんです
だから、割とすぐに気づきました

そして、正しい色を教えてもわかってない様子、ただオウム返ししてるだけ
理解していないのが伝わってきました

でも、どの色だけがというわけではなかったし、時々合っていたので、パターンがないか見つけようとしましたがわからずにいました


その時感じたことは

気づいたとき私全然ショックではなかったんです
20人に1人の割合で見え方が違う人がいるのでそんなに気にしていませんでした

とりあえず、信号の色ははっきり通常に見えていて、違いがわかっていたのでそんなに心配することはないと感じていました

色の見え方も個性の一つだし、治るわけでもないし、対応する能力を身につける必要があるなと感じただけでした

まず、幼稚園に入ってからは、色の話になったら、
  • みんなとちょっと見える色が違う時があること
  • あまり強く「その色違う」と言わないようにすること(ずっと終わらない話になるので)
  • 皆はそんな風に見えているんだと思って終わりにすること
と説明しておきました

色覚検査

私が小学生とかの時に検査をした石原式色覚検査。看護師復帰して外来勤務だったのでお借りして試すと
何と全部見えてない!!全部間違ってる~
パターンがないのは、当然のことだったのでした

その時感じたのは、かなりの激レアじゃん!!超個性的!!
誰か研究してくれないかな~なんて思ったくらい
この子をどんな風に育てたら気にならないで生きていけるのかなと
一つのミッションを与えられた気分でした

数年おきに何回か試したけれど、結果は同じでした
そしてやっぱりパターンがないタイプだと確信しました

特にグラデーションはほぼわからない。暗い色は同じに見える傾向があるのはわかってきました

もちろん、うす暗いところでの判別は簡単ではないことも

黒~紺あたりは全部同じらしいです


小学生中学年~

低学年のうちは、先生の黒板のチョークの色使いもそんなに多くないので問題なく過ごしていました
ところが学年が上がってくると、緑色や赤を使うことが増えてきて、黒板と同化して全く見えないことがあるとのこと
そして、社会の等高線は線はわかるが色の違いは全く分からないとのこと

こうなると、しっかりと先生の話を聴いていないとわからないレベル
一応、わからないことが増えだしたときに先生には伝えていました

4年生になって、希望者が検査する色覚検査、先生のために受け眼科も受診。
私はすでにわかっていることなので、ほんと、先生のためだけに。

眼科の先生も、私が気づいてないと思っているらしく、慎重に話してくれますが、
「とっくに知ってます。」と思いながら聞いていました

その時に感じたのは、4年生の検査を受けて知る保護者もいれば、検査もせずに知らずにいる保護者もいるのかもと
しかも知らなかった保護者の中にはショックを受ける人もいるのかもと思いました

上手く世の中を渡る術を身につける

例えば、絵の具や色鉛筆を使うときに「水色貸して」と言われたらどうしますか
通常は色がわかると、水色を渡しますが、ケースごと見せて「はい」ととってもらうよう促します
そうすると、相手も小学生なので、色がわからなくてそうしているのは全然気づかないんです
実際に自分がつかうときは、水色も青色も同じに見えるので、チューブや鉛筆に書いている文字で判断して色を使っているようです

困ったのは体育館。自分の学校はわかるけれど、練習試合で初めていくところで古めの体育館だと
暗めのオレンジ色の電色で黄色の線だとどこに線があるかわからない
私に全然線の場所がわからないと困ったように言っていました

その時は、ここにあると私の近くのは教えて、後は、練習の時のアップで広さを体で覚えるしかない

そうしているうちに、気づけばしっかりとしてくるし、うまくかわす術を身につけていきました
時々、こういう時はどうしたら良いかと話をして、対策を教えることもありました

隠しているわけではないけれど、低学年は説明したところでわからないだろうし
いちいち説明するのもちょっと面倒ということで、気づき始めた人からちょっと見え方が違うことを
説明していきました

高学年になって、気づき始める子もいました。先生に伝えてはあるものの、先生も覚えきれてはいないようで
見えにくいチョークの色を使う先生もいました。(担任以外の先生の時に特にありました)
その時には、書いている量が多いとさすがに覚えきれないので見せてもらうことも。
小学生のうちは、ただ視力が悪いのだと思う人の方が多かったかも

中学生になると、色が通常に見えなくても、周りの理解もあって問題なく過ごせています

ただ、時々自分に自信があって見えている色が全然違う時は本人がちょっとショックを受けていることがあるのは事実



伝えたいことは

20人に1人の割合と言われています
クラスに1人いてもおかしくない割合ですが、隠しているのかわかりませんが
息子の学年で、他にいるという話は聞いたことがありません

もし、色覚のことでプラスに思っていない方がいたら何かの参考になったらいいなと思いました

以前違う件で鍼灸に行ったことがあり、いろんな話の中で右目と左目で見え方が違うという話をした時に
「もしかしたら、人よりたくさん色が見えすぎて脳が処理できていないのかもね」と言ってもらったときに
そういうパターンもあるのかと、また新しい考え方を見つけた気がしました
実際に調べてないので何とも言えませんが。。

色々な事情がある子を育ててきたので、何かの誰かのちょっとした参考になればと
「子育て」のカテゴリーを作りました
良かったら見てくださいね



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