アロマハンドトリートメントを体験したことがありますか?
先日、私が週に1度行っている緩和ケアがある病院に
リハビリテーションの実習生が見学に来ました
ここの病院は、音楽療法士が常駐している病院
私は、主に緩和ケア病棟にいる患者さんに、その音楽療法士の方と一緒に
アロマハンドトリートメントを提供しています
音楽療法士の方はライヤーという楽器で揺らぎの音楽を
歌が好きな患者さんにはキーボードでリクエスト曲を弾いたりしています
患者さんからは、
「ステキないい音色だね~。手もやってもらって、幸せだね~。
こんないいところはないわ」
とおっしゃって頂くことが多いです
そして、優しくしてもらった方を思い出して
お話して頂いたり、涙される方もいらっしゃいます
アロマテラピーも音楽も両方提供しているところは少ないかもしれません
その貴重な光景を見学して、最後にアロマハンドトリートメントの体験をしてもらいました
理学療法士・作業療法士・言語療法士
になるための学びます
その中で、音楽療法のことも学ぶのだそう
でもアロマテラピーは学ぶことはないらしく(ぜひ取り入れてほしい)
初めての体験と教えてくれました
リハビリスタッフも患者さんに触れるという
アロマテラピーと共通していることがあります
触れ方次第で
心地よく良く感じるか、気持ちが良くないように感じることもあります
(この人に触れられると気持ち悪いってことありませんか)
触れ方が良いと「セロトニン」と言われる
幸せホルモンが出ます
それで気持ちが良くなったり、眠くなったり
アロマテラピーも日本語に直訳すると
「香りの療法」
共通していることは
全て「療法」=「セラピー」であること
専門的な知識に基づいて身体的・精神的な症状を癒す仕事
療法とは
薬や手術を使用しない治療法
癒すとは
病気や傷を治すとともに飢えや心の悩みを解消してくれること
さまざまな優しくしてもらった記憶を呼び起こすこと
ぜひアロマテラピーも授業に入れてほしいと願うばかりです
実習生の感想
アロマハンドトリートメントを体験してもらって
と、患者さんがどんな感じなのか体験してもらいました
見てるのと、感じるのは違うので良い経験になってくれたかなと思います
そして
「アロマテラピーに興味を持ちました」
と話してくれました
音楽療法士の方は緩和ケアの患者さんに提供することを
「音で場を整えることを提供している
私達は、どんな効果があったのかというより
どんな時間を過ごしたかを大切にしている」
と実習生に説明していました
私も香りと触れることで
- 少しでもリラックスの時間になった
- その時だけでも痛みを忘れることが出来た
- さみしい想いがその時だけは落ち着いた
そんな時間になったらいいなと思っています
- むくみが改善された
- 眠れるようになった
- 冷えが改善された
というのももちろん嬉しいです!
聴覚・嗅覚・触覚を感じ意識することが
今までの優しくしてもらった記憶を呼び起こすこと
優しい時間になって頂けてたら嬉しいです
もっと医療関係にアロマテラピーが普及されることを願っています